愛をこめて麺を揉む東小金井のくじら食堂。

息子が 「くじら食堂って知ってる」 「知ってるよ」 「めちゃおいしそうだよね」 「うん、おいしいかったね」 「いま一番食べてみたい」 「じゃ、部活無いし行ってみるか」 そんな会話で始まる日曜日。 涼しくなってきたからラーメン食べたいと言ってた妻も乗っかる30度オーバーなフェーン現象の台風一過。 すっかりと見晴らしの良くなった東小金井駅の北口。コインパ…

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千駄ヶ谷のホープ軒が好き。

ずいぶんとご無沙汰な国立の前。 そもそも国立に来ることが減ったよね。 あの頃の国立は聖地だけどフランク。 その帰りはほぼここでした。 黄色い大きなテントの下。 券売機でラーメンを買い、店員さんに手渡して2階へ上がる。 タオルウォーマーからおしぼりを取り、ジャスミン茶を注ぐルーチーン。 大きな窓のカウンター席。 視界に大きな隈研吾。 エレベ…

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この冷やしそばを食べないと夏は終わらない。

ある日の「POPEYE」で取り上げられていた冷やしそばのルックスに一目惚れしすぐに訪れた中野区野方の「十八番(おはこ)」。 それからこの冷やしそばを食べないと夏が終わらないなんて勝手に思っている冷やしそば。 8月の終わりに滑り込む。 いつからか冷やしそばから冷やし中華に呼び名が変わったそれがメニューにあるのを確認してカウンター越しにお願いする。 厨房の…

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小金井にある「ムジナの家」のオープンアトリエ。

『ムジナの庭』のオープンアトリエへ。 小金井にある就労支援型B型事業所。 この場所はずっと遠巻きに見ていた『小金井の家』。 伊藤豊雄の初期の住宅。 竣工当初に戻したという黄色の鉄骨と白い壁。 水平に伸びる窓。 その外の緑。 『ムジナの庭』の穏やかで柔らかな雰囲気が『小金井の家』に違和感なく馴染んでる。 いただいた桃のコンフォートもジンジャー…

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高尾で墓参りの後に出汁うどんも心地よい塩梅のうどんに出会う。

墓参り。 うどんが食べたいという息子。 少し前にブックマークしていたうどんcaféに行ってみる。お墓から電話をすると席を取ってくれて、1台ある駐車場も取っておいてくれると丁寧な対応。 高尾駅から高尾山の方に少し進んだ甲州街道沿い。 マンションの少し奥まる1階。気づかずに一度通り過ごしてUターンして気づく。 楽しくお酒を飲む家族。クリームソーダを楽しむ親子。 …

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東池袋大勝軒の山岸さんのハートを継承する欧風菓子店の裏のつけ麺。

営業を再開したと聞き『裏サブロン』。 淫靡な響きを感じるのは年のせいか。 『欧風菓子サブロン』の裏にあるから『裏サブロン』。 ほんとの裏。 元々は勝手口だったと思われる場所に無理やりカウンターを付けて始めたつけ麺。 脱サラして洋菓子店を始めるも高校生の頃に日々通った『東池袋大勝軒』を忘れられずに独学で始めて、山岸さんを訪ねアドバイスをもらい完成させた山岸さん…

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いつまでもここにあって欲しいと願う浅草橋の立ち食い「ひさご」。

秋葉原までお使い。 用事が終わり山手線に乗れば事務所だけど、 もう一つ登り総武線のホーム。 なんだかここのところどうにかしてあそこに行きたいが膨らんで、 浅草橋の東側の改札を出て高架下。 こんにちはと暖簾をくぐり、 レモンの浮かぶポットの冷水を汲み煽り、 お母さんに「冷やしのおろしそばに天ぷら」とお願いする。 お父さんの姿がなく少し残念。 小さな調理場のお母さん…

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